(仮訳)ボリビア新産の2種の地衣、Icmadophila aversaおよびPiccolia conspersa
Wilk, K. 2010. Icmadophila aversa and Piccolia conspersa, two lichen species new to Bolivia. Polish Botanical Journal. Available at: http://bomax.botany.pl/cgi-bin/pubs/data/article_pdf?id=2177 [Accessed April 10, 2019] 【R3-06115】2019/4/10投稿

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3行まとめ

ボリビア、マディディ国立公園で採集されたIcmadophila aversaおよびPiccolia conspersaをボリビア新産種として報告した。
両種は山地の森林に生息し、前者は岩に生えたコケの上、後者は樹皮に生じていた。
両種の記載文、生態写真などを掲載した。

(ボリビア新産種)

Icmadophila aversa (Nyl.) Rambold & Hertel
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【よく似た種との区別】
Icmadophila japonica(ヘラゴケ)
本種と異なりコスタリカ、コロンビア、エクアドル、ベネズエラ、ボリビアではなく極東アジアなどに分布する
本種と生態的に異なる
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子がソーセージ形
本種と異なり地衣成分としてフマルプロトセトラル酸を含む

(ボリビア新産種)

Piccolia conspersa (Fée) Hafellner
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【よく似た種との区別】
Piccolia nannaria
形態的に類似している(混同のおそれがある)
本種と異なり地衣体が黄緑色
本種より子器のサイズがずっと小さい